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最近のヒット曲と活動

こちらは久々の投稿となります。色々と多忙で記事自体の更新が追い付いていないのですが、最近のヒット曲と活動をご報告させて頂ければと思います。 色々と”書ける内容”が増えてくれた昨今でして、そもそも書く内容が薄弱だった頃のことを思い出します。誰もが経験も実績も最初からあるわけではなくて、自分でも圧倒されるような目標を立てて、それが実現出来たら再度目標を立て直しての繰り返しです。僕自身も全く0からのスタートでしたし、海外にクライアントが居て、ヨーロッパ法人を作り尚且つ欧米の著名エンジニア達をスタジオ内に呼び込んで運営するなど、夢の夢という感じでしたが、結局好きで好きでやってきたらここまで来たという感じです。 先ず、クリスマスシーズンに合わせて、久々に自分の名義で楽曲を発表しました。 エルトン・ジョンのYour songのインストを制作しようということになり話が進みましたが、依頼を頂いた時にピアノのアレンジを見積りに入れるのを忘れてしまい、この部分は自分で費用を持つことに。その代わり、僕自身にも権利を頂けないか交渉して、ここまで漕ぎ付けました。 そしてピアノのアレンジャーを誰にするか考えていた時、エルトン・ジョンのライオンキングで印象的なドラムを叩いていたチャック・サボと仕事をしていて、彼に相談したところジョン・キャペックを紹介されました。ジョンはなんとTOTOやダイアナ・ロス、オリビエ・ニュートンジョンやロッド・スチュアート、ジョー・コッカーの作曲家とのことで、本物のビッグネームを紹介されたわけですが、またこのジョンがとてつもなく頑固一徹の職人肌で、中々楽曲が上がらないと思ったら、いきなりメールで 『できたぞ。それ以上でもそれ以下でもない』 という文面と共に彼が弾いたピアノが添付されてきました。修正ポイントをお願いもできず、有無もなく 『俺が作ったんだから間違いない』 と言わんばかりの納品でしたが、まあ、確かに素晴らしかった。そしてジョンに彼のピアノ演奏でリリースをしたいと話したところ 『君の音源だ。好きにしろ』 とまたぶっきら棒な物言いでリリースとなりました(笑)。 勿論ドラムは先ほどのチャック・サボ、ギターは最近よく仕事をしている、ロッド・スチュワートやジョー・コッカーのツアーギターリスト:ゼィブ・シャレブ、ストリングスセクションを

プロデュース楽曲の発表間近と、Podcastで新番組を担当させて頂きます。

アビーロードスタジオのロビンと共に 何かと忙しくさせて頂いておりまして、こちらのブログは本当にたまの更新となっておりますが、毎日200くらいのアクセスは頂いているので、大事な節目には記事を書かせて頂こうと思っております。 先ずは先週アビーロードスタジオから来日したロビンと、渋谷で食事をして皇居をドライブするなど楽しいひと時を過ごしました。彼から様々な話を聞くことが出来ましたし、世界は広いですがトップの方は極わずかだな・・・ということを感じました。殆どが共通の友人たちばかりで、お互いを良く知っているという感じでした。 スタジオワークにおける話も随分と聞きましたが、こうした内容をPodcastで纏めて番組にしようということで話を頂きました。次回からの番組は有料となるのですが、それにふさわしい内容をお話しできたらと思っております。題名は、 『音楽プロデューサーの感じる、海外の音楽制作』 となります。 また、今月末にプロデュース作品がリリースされます。機材のことを様々に書いておりましたので、エンジニアだと思われがちですが、本業は音楽プロデューサーです。また新たに楽曲が発表されましたらお知らせをさせて頂きます。 ニューヨーク、ロンドン、ケルン、サンクトペテルブルグと、多くの国を跨いでレコーディングを行い、非常に芸術的な作品となっています。参加アーティストたちも、エルトン・ジョンのサポートドラマーからロッド・スチュワートのツアーギターリストまでが参加し制作されました。曲も既にCM曲などのタイアップもついている状況で、色々と本当に楽しみです。 また、最近はジョン・キャペックやセフィ・カーメルと仕事を共にしておりまして、ジョンは流石のピアノアレンジを施してくれました。ダイアナ・ロスで聴かせてくれた、独特の進行というものを楽曲内に取り入れてくれました。本当に素晴らしい面々に囲まれて、幸せな日々を過ごしております。

ヨーロッパへ出張・・・elysia, SPL, Brauner Microphone, Wiener Philharmoniker... etc

最も愛してやまないメーカー、elysiaの本社にてルーベンCEOと。 久々の投稿となります。 こちらのブログをきっかけに、今年も本当にたくさんの皆さんからアクセスを頂きました。セミナーで講師を務めると、このブログがきっかけで僕を知ってくださったという方が多く、本当にうれしく思っています。多忙ゆえに少し時間が経過してしまうのは何卒ご了承いただければと存じます。 最近はFacebookのほうが日々更新しておりまして、そちらの方はエンドーサー契約を持っている多くのメーカーの関係者や、世界中のクライアント、エンジニアたちとのつながりがありますので、比重がどうしても重くなってしまいます。更なる日々の活動にご興味がおありのようでしたら、メッセージを付けてご一報いただければ幸いです。 さて、今日のお話は一昨日帰ってきたヨーロッパでの出来事について投稿してみたいと思います。 現在日本にスタジオがありますが、オンラインでつながれたこの狭い世界は、リアルタイムであらゆる地域とつながっています。そんなグローバルになった世界で、音楽制作は本当に自由の身となったと言えるでしょう。メーカーのエンドーサー契約だって、その殆どが実績を持ち始めた後はオンラインでやり取りがされる時代です。 そんな中、デュッセルドルフのelysia社と温めてきた、SSL-XL DESKをMpressorで纏めようという企画がついに実現しました。 エンドーサーとしてお互いに折り合えるところを探し、遂にここまでの形になりました。しかし問題が一点。。。作りが重厚なドイツ製は、ちょっときゃしゃなイメージを持つ英語圏の機材とは違い、結局このMpressor500がSSLに入りきらないという事態が起こりました。このやり取りは出国直前で行われたので、そもそも訪問することになっていたelysiaでパーツの加工をしてもらうことに。 CEOのルーベン自らが加工してくれ、尚且つNvelpeのプレートのカラーも極々少しだけ違うとのことで、メーカー在庫の中から色合わせをして手渡してくれました。何というか・・・今のところelysiaのエンドーサーは、TOTOのドラマーで著名なサイモン・フィリップスと僕だけなので、こうしてスペシャルパーツを現地で製造してもらい受け取る事ができたのは、その一員と

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。 仕事が趣味、趣味が仕事の古屋です。ですので、年末年始もずっと仕事をし、時間が空けばFacebookで機材の新情報を探すという日々を過ごしていました。 そして、年始からマスタリングを行っていますが、導入から1ヶ月経過したKii Threeスピーカーについてレビューを書いてみました。 https://www.for-artist.com/blog/nikki/kii-audio-kii-tree%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%81%8B%E3%82%89%E5%B0%91%E3%81%97%E7%B5%8C%E3%81%A3%E3%81%A6/?fbclid=IwAR2DdtLbfaLuDBDMR-zVlOKqkJbcyV22TIL81-fV93NoowykA2n0ILIxcJA 日本のスタジオでは、当スタジオ以外には導入事例はありませんが、海外ではキキ・ディのスタジオからプラグインメーカーSonnoxにまで導入され、正に世界を席巻する一派となりつつあるスピーカーメーカーです。 本国の公式エンドーサーにもなっておりますので、ご興味のお有りの方はお気軽にご質問ください。 レビューを書くのに全精力を使ってしまいまして、こちらは手短ですがここまでとさせていただきたく思います。 それでは、本年も宜しくお願い致します。 Hiro's Mixing & Mastering /  http://www.hirotoshi-furuya.com/shop (ミキシング・マスタリング、こちらからご依頼ください。) Official Website /   http://www.hirotoshi-furuya. com (お仕事のご依頼や、機材のお問い合わせは、オフィシャルサイトよりお願いします。) Official Facebook Page / https://www.facebook.com/hiros.mixing.and.mastering/