mookmook radio#17が公開されました。帰国して早々の収録で、時差ボケが強い中でしたのでしたので、かなり噛み噛みでお話しております(元々、噛む癖はありましたが、更に今回はその傾向が強いような・・・)。 さて、#17ではその海外での活動を中心にお話させて頂いております。スタジオワークというだけでも、少し遠い存在になりがちなのですが、それがアメリカやイギリスということになると、更に遠くなってしまうイメージを持たれるかもしれません。そのあたりを、今回はもう少し身近に感じて頂けるようにお話してみました。海外でのスタジオワーク経験という意味で、今回もレコーディング・エンジニアの大谷さんにお話を伺いながら、実際の体験を通して欧米人との関わり方やサウンドメイキングについて言及してみました。 これまでも、色々なアーティストやプロデューサーと仕事をしてきたのですが、直近で最もホットで情熱を注げる仕事の一つに、Sefi Carmel との仕事があります。彼とある作品を共作することとなり、僕はプロデューサーと歌で参加します。Sefiはイギリス人ですが、ハリウッド映画でその名を多く見ることが出来ます。また、ローリング・ストーンズ、デイビッド・ボーイやビービー・キングなどのビッグネームの仕事でも、彼の手腕を見ることが出来ます。 僕が最も驚いたのは、小学生の頃に見たE.Tでの仕事ぶりした。まさかE.Tのサウンドメイキングをした人と、今になって仕事を共にするとは夢にも思わず、今後自分の進む道を更に明確な形で示してくれたように思えました。Sefiから、僕の仕事についての査定をしたいとの連絡が入ったときには、それはもう最大限の緊張状態で音源を送り、返信にGood Jobの文字が見えたときには、それは嬉しいものが有りました。彼らくらいのキャリアになると、仕事を一緒にするのか否か?またギャランティにおける交渉も含めて、全てこちら側のスキル次第のところがあり、音源提出というものは僕達にとって可能性を大きく飛躍させられるのか、若しくはこれ以上のものは望めないのかを決める決定打になります。どの音源を送るかを悩み、最初はマスタリングだけを頼まれたニューヨーカーの音源や、ミキシングから関わったもの、その他いろいろ考えましたが、再度精査してみて結局自分で歌った楽曲を送りました。それで、今
SPL、elysia、MAGIX、Kii Audio、IGS Audioなど、15社の国際公式エンドーサーを務める古屋博敏が、機材の紹介や楽曲制作におけるコツなど、世界の舞台で戦ってきたノウハウを皆様に公開しています。