皆様こんにちは。 ブログを再開しまして、意外と皆様から反応を頂戴した次第でして、とても元気が出ました。やはり読んでいて下さる皆様あってのブログですので、こうした発信の場はとても大切だと感じていますし、今後のビジョンを明確化していく意味でも良い場だと改めて認識を新たにいたしました。 さて、ドイツのSPL社がUSで開催されていたAESショーに合わせて、新しくリリースした機材を、早速にうちのスタジオでは運用が始まりました。昨週の真ん中に受け取ったので、正にAESショーのど真ん中で運用が開始できたことは、正にエンドーサーの醍醐味であると共に、日本にスタジオを構えながら、世界でファーストロットとなる機材を入れていくことは、国内のスタジオにおける活性化という意味からしても、大きな意味を持ち合わせていると感じています。兎角日本における情報や機材事情というものは、エンドーサーからすると3年~5年ほど遅れるイメージを持っています。 例えばこのCrescendoは、昨年にマーケティングマネージャーのサーシャ・フロッケンと、SPL本社近くのレストランでステーキを食べながら、 『120vのテクノロジーを、マイクプリアンプに併用しないの?きっと人気出ると思うよ』 と語ったことから、この機材の企画はスタートしています。 そして一気に1年間でここまでの形になるわけでして、企画から発表までが1年、そして日本のディストリビューターが情報をAESショーで得て、その後体制を整えて国内に発表するとなると、約2年~3年遅れてきます。そして少しづつ日本市場へも認識が出てきて・・・となれば、平気で5年のブランクが世界と出来てしまうという構図を昔から感じてはいました。 そういう意味で、僕の場合は世界のメーカーと直接本国公式エンドーサー契約を交わしているので、これを単に自分一人のものとして固執するのではなく、意気込みのある大きな視野で音楽に接している方々と共有したいとも思っています。実際に若い大学生が、僕にアクセスしてきてくれ、熱心に通う姿を見てアシスタントとして入ってもらうことを決め、彼には今後10年を掛けて本国の公式エンドーサーになれるよう、実績を積んでもらいたい旨も伝えています。閉鎖的であったり、アングラで近寄り難い雰囲気もある音響・スタジオワークですが、僕はそういうことでは
SPL、elysia、MAGIX、Kii Audio、IGS Audioなど、15社の国際公式エンドーサーを務める古屋博敏が、機材の紹介や楽曲制作におけるコツなど、世界の舞台で戦ってきたノウハウを皆様に公開しています。