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9月, 2017の投稿を表示しています

elysia X Pressor について mookmook radio #26

今回は、最近流行りのAPI500シリーズに対応している、elysia X Pressorについてです。elysiaはCEOのドミニクと仲が良く、来月にはドイツに行ってミーティングをしようと思っています。SPLも車で30分位のところにあり、双方ともにデュッセルドルフの空港からほど近いあたりということで、両社に伺う話し合いになっています。ハイエンドメーカー2社にエンドースをして頂ける喜びを噛み締めていると同時に、その昔は認められなくて大変な経験をしたことも思い出します。自分の目指していた、世界の舞台で競争できる環境は、負担は大きいですが正に夢見た舞台であると感じています。 今週の番組です。 http://sound-monogatari.mookmookradio.com/podcast/26/ 先週も使用させて頂いた写真ですが、今回のelysiaは左側2つセットの機材になります。番組内で、そのサウンドについては様々にお話させていただいているのですが、特徴的な部分としては Hi-Fiとパンチーが共存しているというところでしょうか。他にもかなり多彩な機能が付いていますので、大凡出来ないことはない機材ですし、ステレオ対応というところでのメリットを感じることも出来ます。僕の場合は、ステレオの特性を活かしてサブミックスに回すことが多いです。また今回のディスカッションでは、AMS NEVE8816を用いてM/Sモードを実演させていただいております。 真ん中のブルー・グレーの機材が、AMS NEVE8816です。僕はこれに8804をコネクトして、ダイレクトアウトが出来るように設定しています。 SSLをメインコンソールに使用しているのですが、NEVEの方が立体感溢れる音に聴こえる故に、シンプルな楽曲ほどNEVEを使用しています。外に持ち出すことも可能ですので、フィールドレコーディングでも同じくNEVEを中心としてシグナルパスを組むようにしています。またマイクプリアンプから、DAコンバーターに直というよりも、ボリューム調整で便利というだけでなく、音の輝きからして絶対にコンソールは噛ませるべきだと僕は思っています。このスタジオを作る時に、マイクプリアンプのチェックに行ったつもりが、マイクプリアンプの先に接続されていたコンソールの音に度肝を抜かれ

IGS Audio マイクプリアンプ mookmook radio #25

今回は音を入力する箇所として、マイクとともに最も重要な位置を占めるマイクプリアンプについてお話してみました。今回フィーチャーしたマイクプリアンプは、IGS Audioの 572 Red Strip です。API500シリーズにモジュール出来るマイクプリで、真空管を用いている機材はこの Red Strip くらいしか見かけないという、非常に珍しいものです(他に現存しているようでしたらスミマセン)。 サウンドディスカッション#25 http://sound-monogatari.mookmookradio.com/podcast/25/ 写真中央あたりの、赤い帯にメーターが配置されている機材が、Red Stripです。僕が所有しているプリアンプの中では、真空管らしく最も華やかな音がする傾向があり、ある意味SSLとは対象的な立場に居る感じです。 バッチリ高品質な真空管が入っています。 僕の中では、今のところ最もお気に入りの一つになっています。 特に声とギターが良いかな・・・と思っています。あとチェロなんかも似合いますね。ほとんどトークで網羅できているので、詳細についてはラジオをお聴きいただきたく思います。 Hiro's Mixing & Mastering /  http://www.hirotoshi-furuya.com/shop (ミキシング・マスタリング、こちらからご依頼ください。) Official Website /   http://www.hirotoshi-furuya. com (お仕事のご依頼や、機材のお問い合わせは、オフィシャルサイトよりお願いします。) Official Facebook Page /   https://www.facebook.com/ hirotoshifuruya.official/ Radio Personality『マエストロ古屋博敏のサウンド物語』/  http://mookmookradio.com/a0004/ (ご質問、ご相談などコメントから投稿下さい。番組内でお答えします。)